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平野 敦子 経営企画室
神戸大学国際文化学部コミュニケーション学科卒
2001年入社 |
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私にとって商社はとても興味深い存在でした。
海外と関わる仕事がしたいということもありましたが、商社という組織は海外にはないと聞きますし、商社不要論などもありますが、何よりもどんな役割を果たしているのか、自分の目で確かめてみたかったのです。
当時の商社のイメージはプロフェッショナル集団。
総合商社でも、それぞれが担当しているのは専門性が強い商品です。それなら、生活からまったくかけ離れたものより、コーヒー・紅茶、食品など身近なもののほうが愛着をもてると思い、当社を志望しました。
会社説明会では、先輩社員と直接話をする機会があり、実際に働いている先輩の表情を近くで見ることができました。みなさん生き生きとされていたのが印象的で、人を大切にしてくれそうな会社だと感じました。
実際に当社に入社したものの、配属されたのは経営企画室でした。財務や経営などの知識がまったくなかったので、必要な書類を見せられたときは、頭の中が真っ白になりました。決算書が何かさえもよく知らず、漢字の羅列にしか見えなかったのです。それからというもの、本やインターネットで勉強の毎日です。仕事の手ごたえがなかなか感じられないことに焦りもありますが、早く必要な知識を身に付けて、役に立つ人材になるように努力することが先ですね。最近は、以前読んだ本を読み返したり、社外のセミナーも積極的に参加しています。入社当初の受身で覚えていた時と比べて、わかるようになってきたのが嬉しいですね。
どんな仕事でも大学の勉強が直接役に立つわけではありません。現実的な勉強をして、それをものにできたら必ず自分の財産になるはずです。
経営企画室はIRを担当しておりますが、それは私自身が会社のことをよく知らなければできない仕事です。商社の仕事に興味があって入社したのですから、貿易実務や語学なども勉強して知識を広げていきたいと思います。それに、社会人としての基本的なマナーも身に付けたいですね。
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