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コーヒーと食品という二本柱で事業を推進
神戸営業部 営業第1部 製品業務チームリーダー 渡辺福次朗 渡辺 福次朗
コーヒー・飲料部門 品質管理チームリーダー
関西学院大学経済学部卒業、1978年入社。
東京支店コーヒー課、2000年神戸営業第一部コーヒー課課長、
2002年、神戸営業第二部製品業務チームリーダー、
2005年、コーヒー・飲料部門製品業務チームリーダー、
2008年、品質管理チームリーダー。
神戸営業部 営業第1部 製品業務チームリーダー 渡辺福次朗
取締役 食品部門副部門長 森本茂

業界で圧倒的な強さを誇るコーヒーのプロフェッショナル集団

 当社はコーヒー生豆の取り扱い高トップの実績で、業界では「石光ならば間違いない」と言われるほどの信頼を得てきました。その期待に応えるため、白鳥のように水面下で必死にがんばっているのが当社の営業スタッフなのです。その努力の成果は、当社が取り扱うコーヒー豆の品質を見ていただければわかります。

 世界中に流通しているコーヒー豆のなかで、本当にいい豆の量は限られていて、業者の間で取り合いになっています。私たちは、それを確保するために全力を尽くしているのです。世界の産地を飛び回ってプロの目で吟味し、最高のものだけをお届けする。それが「コーヒーの石光」と呼ばれるゆえんです。お客さまとはそれこそコーヒーを飲みながら親しい付き合いをしていますし、生産者との間にも深い信頼関係を築いてきました。いつも相手の顔が見えるというのが強みだといえますね。

コーヒーに求められるのは味、品質、そしてストーリー

 現在、約40カ国からコーヒー豆を輸入していますが、たとえばブラジルという国ひとつをとっても、10以上の産地があります。さらにグレードや、どの畑で穫れたかなど、細かく数えるとコーヒーの種類はきりがありません。その中から石光商事としては、各産地の中で選り優れた品質のものに「パライーソ」のブランドを付けて輸入しています。

 味と品質に加えて、コーヒーにストーリーが求められるようになってきたのが近年の傾向です。たとえば原種豆であるとか、天日乾燥しているとか、産地だけでなくさらに品質に深くこだわったところに注目が集まってきています。また、近年の研究でコーヒーはがん予防やダイエットなどに効果があることがわかり、かつての健康に悪いイメージは完全に払拭され、むしろ体にいい飲み物として認知されるようになりました。

 当社としても、これらの部分でもっと見せ方を工夫して、商品を提案していかなければならないと考えています。

今後まだまだ伸びる家庭用のマーケットに注目

 コーヒー豆の販売ルートは大きく分けて3分野あります。売上高で見ると一番大きいのが缶・ペットボトル飲料の原料となる工業用。次に喫茶店やレストラン向けの業務用。そして家庭向けの小売用です。今後は家庭でのコーヒー消費量が増えると予想され、小売用での展開が成長の鍵となるでしょう。

 小売用のルートは大きく分けて2通り。ロースターと呼ばれる自家焙煎の専門店やデパートに原料として販売する方法、もう一つはスーパーマーケット等のOEMでプライベート・ブランドとして、またはギフト商品や家庭向けに製品化して販売する方法です。製品では、オリジナルブランドとして「シーカフェ」「カフェトピア」シリーズを開発・販売しています。2000年2月には、コーヒー仕入・製造・販売において、当社と関連会社のアライドコーヒーロースターズ(焙煎加工会社)で品質保証の国際規格ISO9001を取得し、国内の製品においても品質に対する意識を徹底させています。

 コーヒーは突っ込めば、突っ込むほど、中に広い世界があります。必ずしもコーヒーが好きでなければならないということはありませんが、当社に入社される方にはぜひコーヒーに自分なりの意味を持って接していってほしいですね。

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