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先行きの見えない時代にどのような方向に進むのか
代表取締役社長 駒沢啓之 駒澤 啓之
代表取締役副会長
神戸大学経営学部卒業、1959年入社。
1978年、取締役神戸営業部長、1985年、常務取締役営業本部長を歴任、
1999年、代表取締役社長、2005年、代表取締役副会長就任

コーヒーを核に据えて専門商社としてさらなる発展を

 21世紀のスタートにあたり、当社はあらためて「飲料食品専門商社」としての方向性を打ち出しました。「飲料」を冠にしたのは、当社がコーヒーを核にしていることを再認識するためです。飲料にはコーヒーの他にも紅茶や緑茶などの茶類、ココアなども含まれています。現在、部門全体の売上構成比では、食品が65%でコーヒーの27%を上回っています。しかし取扱っている商品単体での売上を見た場合、依然コーヒーがダントツです。コーヒーは日本人にとって嗜好飲料から日常飲料へと変わってきています。今後、一人あたりの消費量も2倍に伸びると予想されています。当社はこれからもコーヒーを中心に事業を推進していく構えです。

 食品部門では今後も業務用の加工食品の分野に的を絞っていきます。当社の食品事業は昭和40年ごろ、コーヒーの得意先だった喫茶店のメニューに目をつけ、フルーツの缶詰を相場に関わらず、安定した価格でお届けしたことから始まりました。業界初のこの試みはたいへん好評で、注文に応えきれずお断りしなければならないほどでした。このような流通改革の精神は今も受け継がれています。わが国の食料自給率は約40%で、残りの60%を輸入に頼らざるを得ないのが現状です。今は、生産よりも、調達に目を向けるべきだと考えています。ですから当社はあえて「商社」を称します。そして専門家として味と品質に対するこだわりを持ち続けたいと考えています。商品のおいしさとともに、使いやすさをを追究する「開発輸入」で他社との差別化をはかってきました。商品を右から左に流すのではなく、調達・加工・流通を一貫して最適化をはかる「バーティカル・マーチャンダイジング」の発想です。

 何より大切なことは「お客さまのニーズに応えること」。そのため、当社はいつも日本国内、そして海外においても現場に近いところで行動しています。海外での取引は様々な国で行われますが、いままで日本人が足を踏み入れたことがないような奥地にまで行くこともあります。ですから、未知の土地にどんどん突き進む勇気と行動力が必要不可欠です。バイタリティにあふれ、ファイトを持った、柔軟性のある人材に出会えることが楽しみにしています。

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