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コーヒーと食品という二本柱で事業を推進
神戸営業部 営業第1部 製品業務チームリーダー 渡辺福次朗 森本 茂
代表取締役社長
南山大学外国語学部イスパニヤ学科卒業、1978年入社。
名古屋支店でコーヒー、食品、製品の営業を経て、
取締役食品部門長、東京支店長を歴任し、
2004年、常務取締役東京支店長、
2005年、代表取締役社長就任。
神戸営業部 営業第1部 製品業務チームリーダー 渡辺福次朗
取締役 食品部門副部門長 森本茂

コーヒーで培ったノウハウを武器に業務用輸入食品でも躍進

 1965年頃、コーヒーの得意先だった喫茶店にフルーツ缶詰を販売したのが、当社の食品事業の始まりです。その後、外食産業の発展を予測して業務用の輸入食品に的を絞って展開し、喫茶店からファミリーレストラン、専門レストランまで領域を広げ、現在ではメーカー向けに原料としても提供しています。コーヒーで培ってきたノウハウが食品部門にもフルに活かされているのです。現在、取り扱いは約2000品目。アジア各国、イタリア、オーストラリアなどから輸入を行っています。

商品開発のサクセスはソリューションにある

 食品部門がとくに力を入れている商品が、パスタやオリーブオイルなどのイタリアンの食材、エビやイカなどの水産加工品、そしてトマトなど原料用の野菜・果物です。単純に食材を輸入するのではなく、商品がどのように使われるのか、どのように加工すれば使いやすいか、できるだけ安くお届けするにはどうやってコストを押さえるかなど、お客さまの立場で考えて、付加価値を加えて輸入することをモットーにしています。

 たとえばトマト。ケチャップ用とパスタソース用のトマトでは、それぞれに合った味と果肉の状態があります。我々は世界の産地の中からそれぞれに最適なものを見極めて調達しています。

 外食産業用のエビにおいては、お客様の立場でどのように調理するか、ということを念頭に置いた上で、すし用の形、フライ用の形に現地で加工。さらに使いやすい形状にパッケージして輸入しています。

 またピザに使うイタリアのモッツァレラチーズの場合、水に浸かった商品形態のままで空輸すると膨大なコストがかかります。そこで水を抜き、冷凍して、船で輸送することを私たちは提案しました。メリットのある商品であれば、多少風味のロスがあっても、価格が押さえられたことで使ってみようと思いますよね。

 お客さまの立場になって、調達から、加工、物流、メニュー、キッチンでのオペレーションまでトータルに提案するのが私たちの仕事です。海外に行けば商品開発できるというわけではありません。日本でお客さまが何を求めているかを理解することが大切なのです。

専門性を掘り下げて新しいビジネスを提案

 専門性を掘り下げることで、それに関連して知識と経験が広がり、さまざまな可能性が見えてくるものです。当社は社員の提案を聞く会社ですから、専門性を発揮して社内でビジネスを起こすことも可能です。おかげで私もアンテナショップとして提案した東京にあるイタリア料理店“イルバロベロ”の経営者です。最近では、すし用のエビとイカの端材をライスペーパーで巻いた「ベトナム風網春巻」を提案し、社内で名を馳せている若手社員がいますよ。やってみたいことを実現できる可能性のある会社です。そのためにはひとつのことを、とことん追究する意欲が必要ですね。

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